個性的な原土
土の性質
色々な原土を扱いながら作品作りをしている今日この頃ですが、
原土というのは何と個性的な…もう笑う程に違いがある。
ヘタってしまい時間をかけて少しづつ積み上げないと成形できないモノ、
草の根や炭化した木片がゴロゴロ入っていて手間隙をかけないといけないモノ、
成形不可のためくり抜かないと形にできないモノ、、、
環境が異なる採掘場所・地上からの深さ・原土ができるまでの時間・・・
本焼き後の色はそれほど変わらなくても、それぞれの性質は全く違う。
成形後3. 4日で原土に混じっていた種が発芽した様子
当たり前だけど本来土ってそういうモノで、生き物のように個性がある。
原土での制作は、作り手から求められる計算された粘土を扱う場合と、明らかに違うところからのスタートとなる。
作り手がいくらこういうのを…と思っても無理で、あくまでも原土の性質と相談しながらでないと形にできない。
今はそれを少し楽しめる自分が嬉しい!