シダレヤナギ
春を待つシダレヤナギ
街路樹や川べりに植えられている一般的なヤナギです。
別名イトヤナギ、ミズヤナギとも言います。
ヤナギ科ヤナギ属、落葉高木。
中国原産で奈良時代に渡来。
ヤナギと言えば、下に垂れ下がってユラユラゆれる弱々しいイメージがあるかと思いますが、実はこんなにも太く大きく育つ樹木です。
この季節、剪定されて芽を出す準備をしている姿は木の本質を見せてくれているとも感じます。
ヤナギの種類
ヤナギの種類は世界で350種もあります。
全てのヤナギは雌雄異株で枝が長くなるものが雄株で、シダレヤナギの場合長いものは3mにもなり、雌株は精々1mほどのようです。
フラワーアレンジメントでは、雲龍ヤナギ、ドラゴンヤナギ、白目ヤナギ、黒目ヤナギ、セッカヤナギを早春のアレンジメントに使います。